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カテゴリ:おしごと!設計、現場、よもやま話( 67 )


2019年 01月 16日

高齢者の家 リフォーム 2

浴室を暖かく使いやすくする、、リフォームをしました。という記事を以前書きました。

高齢者の家 リフォーム

その後を書いておりませんでしたので、まとめました。

打ち合わせ時のご要望
□お身体が不自由、転んでも怪我しないようにしたい
□これからますます歳を重ねるため掃除を簡単に
□とにかく寒い!あたたかくしたい
□デザインも重視したい


お身体が不自由な方の転倒の怪我リスクを減らすには、手摺の設置、硬すぎない床、段差解消、
などが考えられます。他、介護いすの利用などもありますが、今回はハード
(建築)面で考えます。


掃除は、お風呂をでるときに、きちんと床の石鹸等を流す、換気乾燥をしておけば
問題はあまりおこりません。

あたたかく
リフォームで一番簡単なのは、ヒーターをつけること。
電源がない場合は電気工事が発生するので、状況により手間は変わってきます。
古い家は断熱材が入っていないので、より暖かさをもとめる場合は、
壁から工事。
ユニットバスは、断熱仕様のものがあります。

デザインも重視
インテリア大好きなおくさま。
以前のお風呂も黄色いタイル、大きな窓と、たのしいお風呂タイムを
過ごしていらっしゃいました。

・・・


熟考に熟考、そして打ち合わせを重ねたうえ、
今回はユニットバスを採用

コルクタイル床もおすすめでしたが、
床がやわらかい
暖かい
洗面所との床の段差がほぼフラットになる
浴槽に手をかける場所がある
コスト
など、
今回の状況合う様に多方面より検討して決定しました。
※現場それぞれ異なります。
リフォームしたいときはご相談くださいね。

そのうえで、窓の解放感とインテリアの楽しさをプラスしたい。
何度もメーカーとやり取りをし、施工してくださる工務店と打ち合わせ、
大きな窓と洗面所との間に小窓を設けることができました。

窓は断熱性能が高い樹脂窓を採用。
インテリアはグリーンのブラインドでポイントをつけました。
手すりも使いやすい位置にしっかり設置。
機能性と断熱性も大事なデザイン要素です。


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お風呂タイムを愉しんでいただけますように。



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by studio5st | 2019-01-16 00:28 | おしごと!設計、現場、よもやま話
2018年 12月 20日

リノベーション 〜家の記憶2〜


思い出の家の木製サッシ。

濃い青のペンキが塗られています。

面格子は丸いスチールを溶接して、オリジナルで創られていて、

建具と同じ濃い青のペンキ塗り。

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外壁は、全体は左官仕上げ、すこし表面に凹凸があります。

南面は白いモザイクタイルが張ってあり

なんともモダンな設計です。


お庭へでて、家を振り返ると

藤棚と

タイル張りの外壁+青い塗装が施された大きな木製建具という

たたずまいを見ることが出来ます。



そして!雨戸は、通風可能なルーバー状。

防犯・台風などにはしっかり役に立ちながら

夏は通風もとれる。

きめ細やか。


そして遊び心も忘れていない。

窓に色ガラスがはめ込んであったり

キッチンも白のモザイクタイルタイル張り。

木の羽目板に真鍮のノブ。




大好きな家・・・

想い出と家の記憶。

小さい頃・若い頃すごした場所・空間・経験

どれだけ影響があるのだろうか
計り知れない




リノベーション~家の記憶1~



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by studio5st | 2018-12-20 00:25 | おしごと!設計、現場、よもやま話
2018年 12月 16日

地図をみる

こんばんは。

町をあるいていて、
この住所の名前、変わってるな、どうやってついたのかな?
と考えることがあります。

今日は地図のおはなしです。

〝地図をみる〟
土地を調べるとき、
設計するとき、やってます。

お引越しするとき、やってます。

方位を知る、位置関係を知る、周辺を知る、標高を知る、そして古地図を見る。

古地図、、、

何でしょう。

字の通り、古い地図です。

江戸、明治、昭和初期、、など、
今はネットで現代の地図と見比べられるようになっています。
これ、面白いです!オススメ。


古地図って、ほんとにたくさんの情報が詰まっています。

昔と今の地形の違い、見比べてみると色々みえてきます。

埋め立てられた土地なのか、、
→地盤弱そうだな、、


とか。

川のルートが変わっているな、、
→想定外の豪雨のときの対策している場所かな?

とか。

昔と名前変わっているな
→イメージアップ戦略?なんのためか?
など。

どんな建築があったのかな?って
いうのも興味深いですし。

ついつい、見入ってしまいます。

ご自分の住んでいる場所、
古地図でぜひ見てみてください。
いろんな発見があるはず。

そして、きっと防災にも役立ちますよ♪





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by studio5st | 2018-12-16 00:24 | おしごと!設計、現場、よもやま話
2018年 12月 11日

廊下にサニタリースペース~設計編



どんどん寒くなってきました。
天気予報では関東も雪が降るのでは?とのこと。
窓をあけた瞬間、寒いというより
冷たい!という印象です。今、外気は5°Cだそうです。
暖かい気候に慣らされた身体にはもっと低く感じてしまいますね。


さて、今日の話題はサニタリースペースの設計のおはなしです。

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この写真のサニタリースペース、
廊下のワンコーナーにあります。

メインの洗面台は浴室横にあるので
セカンドサニタリースペースです。

寝室が二階なので、近くに洗面器がほしいという
ご要望+奥にあるお手洗いの手洗いも兼ねています。


朝起きて、顔を洗う、歯を磨く
高窓からさしこむ光と空の眺め!
気持ちがいい場所です。

実はここ、廊下の一部分なんです。

廊下はただ通るだけの場所ではもったいない。
少~し広くスペースをとるだけで
立派な部屋になりえるのです。


この空間が気持ちよい訳
もうひとつ、大きなポイントがあります

奥のスペース入口が引き戸であること。
建具を常時すっきり開けておくことが可能です。

窓から光も風も通って心地いい。
そして、広くスペースを持たせることができます。
どうでしょうか?
扉が閉じているより、広く感じるとおもいます。



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by studio5st | 2018-12-11 19:15 | おしごと!設計、現場、よもやま話
2018年 12月 10日

1年点検

5'st(ゴダッシュエスティ)のクボタケイコです。
急に寒くなりましたね。
たまらず今日はストーブに火をいれましたよ。

きのうは、昨年完成したお宅へ、1年点検にお伺いしました。

1年点検って?何でしょうか?
それは、建築が完成して1年めに行う検査。
春夏秋冬、暮らしてみて、わかることがあります。
建物の状況・不具合や使い勝手等を確認するのです。


建築設計事務所、工務店さんと、おきゃくさまで、外部・内部としっかり点検します。
丁寧にしっかり創られていて、大きな不具合はありませんでしたが、
収納の扉1枚に、すこしガタつきが出ていたため、工務店さんが、
すぐに建具屋さんにみて頂くよう手配してくださいました。

住み心地如何ですか?
とお尋ねしましたところ、

“めちゃくちゃいいです!家にすぐ帰ってきたくなっちゃう”

“夏も冬も快適、住みやすい!”


と、最大級のコメントをいただき、ほんとうにうれしい限りです。
そう感じていただけることが、私たちの幸せなんです。
そのために日々精進致します!!

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クリスマスツリーがぴったりの大きさです。
季節感も、小物セレクトもとっても素敵!

楽しそうに、暮らしてくださっていて感激です!


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by studio5st | 2018-12-10 17:46 | おしごと!設計、現場、よもやま話
2018年 09月 19日

リノベーション 〜家の記憶1〜

家の記憶。


小さいころ、祖父の家にしばらく暮らしていたことがある。

東京の住宅街の一角にその家はあって、大谷石の優しい門構えをしていた。

門扉を開け、飛び石を、とんとんと渡り、木の玄関扉をそっと開ける。


「ただいま~」


家にはいると、高窓から、磨りガラスを通した柔らかな光が差し込んでくる空間が広がっている。


・・・・・


小説にしたらこんな書き出しになるだろうか?惜しまれながら解体することになった、お施主さまの祖父の家。

小さい頃、楽しかった、自分が過ごした時の記憶を残しておきたいという依頼を受け、このプロジェクトは始まりました。

建築設計事務所が設計したという家は、建具ひとつ取っても、愛着あるものだったと教えてくださった。


お施主さま、工務店さん、弊社で思い出の家を現地視察。

外部の建具、

内部の建具、

金物、

家具扉、

壁の木羽目板、

そして大谷石

を運ぶことにした。庭の石も魅力的だったのだけれど、簡単には運べないため、今回は諦めた。


さぁ、どう使おうか?


ここから、設計が始まった。



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↑旧お勝手口

サザエさんでいう、三河屋さんが届けてくれる入口ですね。


by studio5st | 2018-09-19 14:00 | おしごと!設計、現場、よもやま話
2018年 02月 05日

一級建築士定期講習

寒いですね。
風邪が流行っています。
みなさま体調には気をつけてくださいね。

3年に1度の一級建築士定期講習を受講しました。
こちらは、建築士事務所に所属する全ての建築士に義務づけられている講習です。
内容は、改正になった法規の確認から、倫理、技術まで幅広いものとなっています。

この講習とても大切なものですが、
〝そろそろ定期講習の時期ですよ〜〟というハガキが届くと、第一声は、
「えっ?もう?」

3年が経つのは早い。
月日が経つのは早い。

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しっかり励みます!



by studio5st | 2018-02-05 22:02 | おしごと!設計、現場、よもやま話
2018年 01月 29日

カーテン

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カーテン検討中。
掛け替えをします。





by studio5st | 2018-01-29 15:29 | おしごと!設計、現場、よもやま話
2018年 01月 20日

高齢者の家 リフォーム

ご高齢の方がお住まいの家のリフォームを依頼いただきました。

浴室を暖かく使いやすいようにします。

ヒートショックという言葉を耳にすることがあると思います。温度の急な変化に身体がついていけずに起こる事故です。
家の中でありながら、なんと交通事故で亡くなる人数より多いのです。
寒いのは我慢すれば大丈夫、根性ー!なんていわずに、暖かく過ごしやすくしましょう。

話を、もどします。
今回のリフォーム、お施主さま、
お身体が少し不自由なときがあるので、使いやすさをしっかり設計に落とし込まなくては。
そして楽しさも忘れずに。
お風呂に入る、という喜びも大切にしたい。

床材を何にするのか、検討中です。
浴室に使えるコルク、あたたかくて、優しくて足の裏が喜ぶ感覚。濃い色なのが悩みどころ。

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by studio5st | 2018-01-20 14:34 | おしごと!設計、現場、よもやま話
2017年 11月 30日

窓の断熱

古い建物でリフォームをする場合、
インテリア・動線、使い勝手、etc、とても大切です。だけど忘れてはいけないのは、断熱計画。
特に窓周りは、昔にくらべて、性能が格段に上がっています。
窓の近くが寒い、結露する、などが解消できる上、省エネにもつながる窓のリフォーム。ぜひ、取り入れてみてください。

今回のリフォームは、コンクリート構造の建築。その躯体に傷をつけない、アルミサッシ枠の中に新たな枠とサッシを取り付ける“カバー工法”を採用しました。

写真は、現場にて既存サッシとの取り合いとおさまりを、打ち合わせ中のひとコマです。これが新たな枠になります。
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※分譲マンションても外観部分は共有部となりますので、窓交換時は必ず管理組合に申請して、許可をもらうことが必要です。ご注意くださいね。


by studio5st | 2017-11-30 14:49 | おしごと!設計、現場、よもやま話